季節の花と共に


01,11,1〜15

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ナンテン 01,11,15(Thu)
この季節ピラカンサと共に、南天(ナンテン)の赤い可愛い実をどこででも見ることが出来る。白ナンテンもあり、初夏に咲く白い花と紅葉する葉と赤や白の実と、色々目を楽しませてくれる。鳥に実を食べられてしまうので、義母はビニールの袋をかぶせていた。全部かぶせるのではなくて、鳥と分け合って。ツブツブと実の付いているものを見ると、義母が鳥と競ったり、分け合ったりしていたことを思い出す。


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カランコエ 01,11,14(Wed)
カランコエは音の響きがいいので覚えやすい名前。赤やピンクのはっきりした色の花で、派手だとは思っていたが、これほど色が多いとは知らなかった。花を育て始めたほんの初期に買った花なので思い出深く、買ったお店や引っ越しした時運んだ様子も思い出せる。その後、急に寒くなった時、外に出したままにしていたら、葉が溶けた様にフニャっとしてしまい、だめになった時の事まで覚えている。もう一度育ててみようかな。


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メキシカンブッシュセージ 01,11,13(Tue)
香辛料として料理に使われるセージの中でも、丈夫で育て易い種類だそうで、最近街中でもよく見かけるようになった。きれいな紫色なのでアメジストセージとも言われている。セージはサルビアの仲間の薬用や食用のものを言うらしい。葉をさわるといい匂いがするので乾燥させてポプリにも使えて、色々楽しめる花なので来年は育ててみたいと思うが、大きく育つようだから持て余すかもしれない。


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ヤツデ 01,11,12(Mon)
八手(ヤツデ)はいつ見ても青々とした葉っぱで元気を与えてくれる。別名テングノハウチワと言われ、天狗がヤツデを手にして周りを威圧している姿をすぐに想像できる。この時期白い小さな花がボール状に房になって咲き、少し香りがする。魔物を追い払い人を招くと言われ、よく玄関先に植えられる。名前が八手(ヤツデ)なのに、葉は8つに分かれず、7つか9つに分かれるというのも面白い。


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ザクロ 01,11,11(Sun)
石榴(ザクロ)の実の写真を撮りたいと思っていて、あまり天気は良くなかったけれどやっと撮る事が出来た。5ミリほどの真っ赤な種の周りが甘酸っぱくて美味しい。ザクロには、子供をさらって食べる夜叉に、神様が人肉に似ている味のざくろの実を与えてからは、子供を守る鬼子母神になったという伝説がある。また最近、中高年女性の健康と若返りに効能があると言われ注目を浴びているが、効能よりも懐かしさが先に立つ。


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綿の実U 01,11,10(Sat)
今日、11月1日に書いた「綿の実から糸を取り機織り機で布に織って作品に仕上げている友人」の作品展を見てきた。服、バッグ、ポーチ、ショール、人形、タペストリー、のれん等々。綿を育てて糸にし、染めて布に織り作品を作るという根気のいる作業なのに、よくこれほどの量が出来るものだと感心を通り越してしまう。帰りに、先日綿の実の写真を撮った畑に行ってみると、やはりもう綿が出来ていて嬉しかった。


オキザリス・ロバータ 01,11,9(Fri)
10月にもピンクのオキザリスを掲載したが、このロバータは20年も前に友人達と球根を一袋買って1個づつ分けて育てたもの。我が家の植物の中で一番の古株だが、また一番小さい花でもある。花の直径が1センチ程、球根の一粒も本当に小さい。接写で撮ることが下手なのでピントがボケてしまった。もう少し、写真を撮る技術を身に付けなくては。


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オシロイバナの種 01,11,8(Thu)
8月にオシロイバナを掲載したが、今でも花を見ることが出来、黄色、白、ピンクの花が長い期間目を楽しませてくれる。前にも書いたがこの黒い種を割ると中から白い粉が出てくる。その話を姉にした時姉は知らなかったので驚いた覚えがある。誰でもこれでおしろいのように顔に塗って遊んだと思っていた。フウセンカヅラの種がハートの模様をつけているように、種が面白いものがたくさんある。


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ツワブキ 01,11,7(Wed)
蕗の仲間だと思っていたらキク科の花で、「艶蕗」から転じてツワブキになったそうだ。一年中濃い緑の艶のある葉や、斑入りの葉は茶室のあるような庭によく似合う。88歳の一人暮らしの方を訪ねた時、庭に咲いていたもので、この花をはさんで話に花が咲いた。


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稲わら 01,11,6(Tue)
このような風景をちょっと郊外に出れば見られたのはいつ頃までだったのか。最近は、刈り取りと脱穀を一度にやってしまうコンバインで、わらも細かく裁断され撒かれてしまい、稲わらが干されているこのような風景になかなかお目にかかれない。わらじ、わら靴、縄、むしろなど、わらを材料とした製品の需要もなくなってしまったのだろう。藁葺き屋根は特別に保存されているもの以外は歴史の中のものと言える。


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フォックスフェース 01,11,5(Mon)
生け花の材料として使われているのを見ることがあると思うが、名前を聞くと思わず笑いを誘うような植物。色と形から、狐の顔を想像するのは難くない。果実に特徴のあるものは花の印象が薄いが、このフォックスフェースにも紫色の花が咲くらしい。大きなハート型の葉の中に、どんな紫の花が咲くのだろう。


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ガザニア 01,11,4(Sun)
別名勲章菊(クンショウギク)の名前があるのは花の形が勲章のようだから。原産地の南アフリカでは草原の水平線までガザニアが群生して、息の詰まるような美しさだと聞く。生きている間に一度はそんな光景を目の当たりにしてみたい、と心が南アフリカに馳せる。少し前まで、そんな願いがいつかは叶うと信じていたが、今のような混沌とした世の中になって、実現が一歩遠のいてしまった。早く安心して海外へ出かけられる世の中に戻って欲しい。


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ペンタス 01,11,3(Sat)
星の形をした五角形の小花が密集して、色も赤、ピンク、白、紫など豊富で、長い時期目を楽しませてくれる可愛い花。名前のペンタスは五角形を意味するペンタゴンから来ている事に、書いていて気が付いた。今話題の米国国防総省・the Pentagon の建物も五角形から名前が付いているが、同じ五角形でも、花のペンタスは心を和ませてくれる。


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洋種アズマギク 01,11,2(Fri)
和種のアズマギクは別名ミヤコワスレと言われ、高原の草地に楚々として咲いている薄紫の花で、もし山の中で出会えば嬉しいだろうなー、と思わせるような可愛さだが、この洋種アズマギクは色も白、薄紫、ピンク、そしてこのように鮮やかな濃い紫もあって、多種多様になっているようだ。この色で群生していると、アッと息を呑むような迫力で圧倒される。


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綿の実 01,11,1(Thu)
春にアオイのような花を咲かせ、もめん綿を取る綿の実はこの時期まだ青く硬い。もう少ししてこの実が茶色くなり、はぜて中から白い綿が出てきたら収穫し、たたいて綿と種を分け糸紡ぎにかけて糸にし、染めてから機織り機で布に織る。友人が種を蒔く所から始め、織った布で服やバッグや小物を作る事を何年も続けている。その根気には感服するしかない。