季節の花と共に


01,9,1〜15
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エンジェルス・トランペット 01,9,15(Sat)
エンジェルス・トランペット(朝鮮朝顔)と可愛い名前なのに、種は有毒、葉は薬用と俗っぽい。花はピンクや黄色、オレンジもあるらしいが、まだ白しか見たことが無い。よく自生しているが、ほとんど上を向いて咲いている。鹿児島で大きな木に沢山の花が下向きに咲いていて、見上げるとトランペットの音色が聞こえてきそうだった事を、不思議なほど鮮明に覚えている。


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イソトマ 01,9,14(Fri)
イソトマは思い出の花。2年前、娘の結婚式の為に、急遽アートフラワー教室に通ってブライダルブーケを作った時、この花をサムシングブルーとして白いカサブランカやバラの中にアレンジした。華やかな花ではないけれど、5弁の花びらが星のように開いて、思い出と重なり、見るたびに心惹かれる。


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ランタナ 01,9,13(Thu)
花かんざしのようなランタナ、半球状のぽっこりした形も愛らしい。咲き始めの黄色から赤やピンクに変色するものは人の目を奪う可愛さがある。昨冬、屋外で育てていたら、寒さに負けたのか、水が不足だったのか、春になっても新芽が出て来なかった。かすかな望みを託して水やりを続けていたが、そっと根を掘り起こしてみたら、やはり枯れていた。ガッカリ!


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インパチエンス 01,9,12(Wed)
インパチエンス(アフリカほうせんか)を見ると、アメリカ・コネチカット州でホームステイをさせていただいた家の玄関に、この花の大きな植木鉢が置かれてあったのを鮮明に思い出す。夜になると蛍が群舞し、素敵な大家族で、みんなの名前を覚えるのに一苦労、そんな楽しい思い出を粉々にしてしまう、大きなテロ事件が同じアメリカで起きてしまった。


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ホテイアオイ 01,9,11(Tue)
ホテイアオイ(布袋葵)は涼しげに、気持ちよさそうに池に浮かんで、うす紫の花を咲かせながらどんどん増えていきます。葉の根元が浮き袋のように膨れていて、これが布袋様のお腹に似ているから布袋葵または布袋草と言われているのでしょうか?金魚やめだかのオアシスです。


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ヒョウタン 01,9,10(Mon)
初夏に白い花が咲いていた時は、デジカメで撮ることも無く、通り過ぎていました。先日通りかかったら、こんなに立派なひょうたんが・・・。驚いて思わず、お世話をしている方に声をかけたところ、毎年品評会にも出されてる程、熱心に育てているそうです。加工の仕方まで教えてくれました。


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デュランタ 01,9,9(Sun)
この写真でははっきりしないいが、紫に白の縁取りのある可愛い花、デュランタというらしい。8月14日奈良の燈花会へ出掛けた時、奈良町の民家の軒先に置かれてあった物。そばにいた年配の方に、名前を尋ねたのだが、全く別の返事が返ってきたので、話を合わせておしゃべりをした。花を介して見知らぬ人との交流が持てる。


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コリウス 01,9,8(Sat)
コリウスは花より葉が美しく、最近流行の寄せ植えの彩りによく使われる。寄せ植えはそれぞれの水やりの量が違い、水が不足して枯れるもの、多すぎて根腐れするものがあり難しい。また、太陽に当てた方がいいものと、そうでない物を一緒に植えた場合も困る。このコリウスは、水は大好きだが、直射日光に当てると、葉色が汚くなる。


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ツユクサ 01,9,7(Fri)
子供の頃、ツユクサの花を集めて搾った汁で、白布に絵や字を描いて染めた思い出を持つ人は多いのではないでしょうか。葉の上に露を乗せて朝日に照らされる姿は、本当に愛らしく、午後になると、しぼんで丸まってしまった後は、見たくないものの一つに挙げてしまう。


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キョウチクトウ 01,9,6(Thu)
11号台風で花が落ちてしまい、もう今年は終わりかと寂しく思っていたら、この前より花の数も多く、見事に復活していました。3年前の9月、風の強い台風で折れて、木が半分になってしまった時の悲しかった気持ち・・・・
他所のお宅の夾竹桃なのに、心を癒してくれる大切な木です。


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ケイトウ 01,9,5(Wed)
日本では鶏頭、中国では鶏冠、英語ではコックスコム(鶏のトサカ)、世界中同じような名前かもしれない。どの国の人が見ても同じ発想が浮かぶ花も珍しい。花と葉のコントラストがはっきりしているのに、派手さを感じないのは、仏様にお供えするイメージを持ってしまったせいでしょうか。


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フレンチ・マリーゴールド 01,9,4(Tue)
草丈10〜20cmのフレンチ・マリーゴールド。アフリカン・マリーゴールドは1m以上にもなり、花径も10cm以上の大輪だそうだが、見た記憶がない。きっとどこかで見ているのだろが、それがマリーゴールドだと認識していないのかもしれない。種はタンポポの種に似ていて細長く、なぜか採っておいて来年に蒔こうと思わせる。


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サルビア・プラテンシス 01,9,3(Mon)
単純に紫のサルビアだと思っていたら、サルビア・プラテンシスと言う名でした。プラテンシスは“原野の”を意味すると知って、花壇で見られる真っ赤なサルビアより、背も高く野性味があることに納得。ドイツ・ハンブルグの友人の庭に、この花とよく似たハーブの一種、セージが咲いていたのを思い出しました。


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ムクゲ 01,9,2(Sun)
夾竹桃と同じように街路樹として夏の街を彩る木槿(ムクゲ)。白、赤紫、ピンク、八重咲きの物・・・よく見ると多様な色合いを見せてくれます。初夏から秋まで次から次へと花が咲き一日でポトリと落ちてしまう。亡くなった義母がそのことを嫌っていたことを、今では懐かしく思い出します。


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アサガオ 01,9,1(Sat)
夏の盛り、アサガオは垣根につるをからませて、鮮やかな赤や紫、また可憐な白やピンクの色で昔も今も人々に愛されてきました。9月の声を聞いたのに、まだまだ勢いよく咲いて、名前の通り早起きの人だけを楽しませてくれています。特別な郷愁を感じさせる花ですね。