季節の花と共に

02.2.16〜2.28

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黄梅(オウバイ)のクローズアップ  02,2,28(Thu)
2月20日に黄梅(オウバイ)を掲載したところ、友人がクローズアップした一輪の写真を送ってくれた。最近、接写で撮った写真の結果がよくなくて、パソコンに取り込んでからいつもガッカリする。接写でピントがきれいに合うのはカメラの性能か技術か。技術で随分カバーできるだろうから、研究が必要だと思えてきた。春真っ先に咲いて中国で「迎春花」と呼ばれている黄梅の名を覚えたのはこの早春の収穫。


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菜の花  02,2,27(Wed)
寒い寒いと言っている間に菜の花が咲きだし「菜の花畑の〜」と知らずに口ずさんでいる人も多いだろう。春先の田園風景の一つが菜の花畑だった。菜の花のおひたしは春がそこまで来ている事を味覚から教えてくれる。菜種油を採るのが目的のものと切花用とは少し種類が違うようだが、花瓶にさしているとすぐに花びらがパラパラと落ちてくる。小さい小さい種を布で作った袋に入れて、寝たきりになってしまった病人の身体の下に入れると少し油が出るのか、さらさら動いて床ずれも出来ずに皮膚にとても優しかったことを思い出す。


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サンシュユ  02,2,26(Tue)
この木を庭木にしている方も多いと思う。昨秋、近所の庭に赤い実がなっているのを見て、サンシュユの実かグミの実か分からず、友人にメールで写真を送り確認した事がある。結局それはサンシュユの実ではなかったが、今回その友人からサンシュユの花の写真が送られてきた。小さな花が20〜30個、手鞠のように集まって咲く可愛い花を初めて見た。この時期はこのように黄色い花だけ枝いっぱいに咲き、その後、葉が出て来て、そして秋に真っ赤な実をつける。今年の秋は果実酒にもなる実を見たいと思っている。


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苺(イチゴ)の花  02,2,25(Mon)
去年の5月に買って育てたが、うまく実がつかずにそのままにしていた苺の苗に花が付いた。接写でうまく撮る技術がない為ボケているが、一つ花が付いていることはわかってもらえると思う。私に苺を育てる事を教えてくれた友人は、とてもうまく毎年収穫している。花が一つ咲いただけで喜んでいるのではなく、これが真っ赤に色付いたらまた写真に撮ろうと思う。2月7日に載せたフキノトウは写真に撮った後すぐに収穫して、天婦羅にしてしまったが、これはどうだろう。


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プリムラ・ポリアンサ  02,2,24(Sun)
これはピンクのボカシで、まるでバラの花の色のよう。黄、白、赤、紫、青・・・・どんな色でもありそうなのがプリムラ・ポリアンサ。「プリムラ」は最初と言う意味で春一番に咲く花、「ポリアンサ」は多くの花の意味で多色をもっているので付いた名前らしい。外を見るとまだまだ冬枯れの色をしているのに、早咲きの花を見ていると、もうすぐそこに春がきていることを感じる。


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プリムラ・マラコイデス  02,2,23(Sat)
いかにも春らしい花、早春の鉢植えの代表みたいな花。プリムラの中でも西洋小桜草とかオトメザクラとも呼ばれている。ピンク、紫、赤、白とあって、スッと立って首を伸ばしているような姿が愛らしい。昨年、近所の方が庭一面にこの花の植木鉢を置かれていたのが目に焼きついている。今年はまだその気配がないが、ある日突然庭一杯に置かれていたら、幸せな気分になれる気がする。


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犬黄楊(イヌツゲ)  02,2,22(Fri)
公園や個人の庭で、この木を動物の形に仕立ててあるのを目にすることがある。刈り込むほど小枝が密生して、いろいろな形に仕立てやすいのがイヌツゲ。黄楊(ツゲ)と似ているのでイヌツゲと名前が付いているが、黄楊ほど利用価値がない為、犬黄楊(イヌツゲ)と付いたらしい。しかし、黄楊の櫛にはなれなくても盆栽や動物の形で人を楽しませている。大雪の日、屋根から雪の塊が落ちて折れた時、義母が大変悲しんだ事を思い出した。


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ハーデンベルギア  02,2,21(Thu)
和名を小町富士(コマチフジ)と言うのはなんともクラシックな名前で、ドイツ語のような英名とのギャップが面白い。藤を小さくした感じの花なのでコマチフジとついたのだろう。白の他に青、紫、桃などあり、つる性植物なのでクレマチスのように、垣根にはわしたらきっと可愛いに違いない。これを友人の家で撮った時は名前もわからず、そのままにしていたが、偶然に知ることが出来た時は嬉しかった。早速、友人に名前を教えたら「とても覚えれそうにない」と言われてしまった。つる性植物であることも話したが「まだこんなに小さいので信じられない」とも言っていた。


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黄梅(オウバイ)  02,2,20(Wed)
車を走らせていると、鮮やかな黄色が目に付き止めて降りてみた。垣根から枝が長く下に垂れ下がり、その枝には六弁の花びらで黄色く、直径2〜3センチの可愛い花が付いていた。まだ葉も出ていなくて枯れ枝に花をくっつけたようなのが、いかにも早春を感じさせていた。写真を撮ってから1週間になるので、つぼみも開いて枝全体が黄色くなっているかもしれないから、明日もう一度同じ道を通ってみよう。


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枝垂れ梅(シダレウメ)  02,2,19(Tue)
1週間ほど前のTVニュースで三重県津市結城神社の枝垂れ梅が咲き出した、と伝えているのを見て、早速見に行ったがちょっと早かった。咲いてる木でも3〜4分咲き、全くつぼみのままの木がほとんど、そのお陰でゆっくり見られたとは言える。5種類・350本の枝垂れ梅があり、中には250年の古木も悠然とした姿で立っていた。この程度の開花でも甘い香りがしたので、満開になればむせ返るような匂いに包まれるかもしれない。


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シンビジューム  02,2,18(Mon)
温室で育てられる蘭に季節感はないが、シクラメンやこのシンビジュームは、年末からお正月にかけて送ったり送られたりするプレゼントの、代表的なものと思われるようになった。花もちが良く、管理もそれ程難しくないので好まれるのだろう。色も豊富、形も多種多様で気品があって華やか。我が家の祝い事に贈られたシンビジュームも、もう1ヶ月近く経っても、全く変わった様子がない。春の日差しが家の中にまで入ってくるようになるまできれいでいて欲しい。


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花簪(ハナカンザシ)  02,2,17(Sun)
花簪(ハナカンザシ)と可愛い名前のついた花の写真を、友人が旅行先で撮って送ってくれた。こんな可愛い花を旅先で見つけた時、来て良かったと思ったのではないか。花にはホッと人を癒す力がある。この花は淡紅色または白色で、つぼみの時ピンクでも開くと中は白でお色直しの逆さまのよう。貝殻草と同じでそのままドライフラワーになってしまうほどパリパリ乾燥した花なので、本当に簪(カンザシ)として頭に飾っても、随分きれいに長持ちしてくれると思う。


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モミジ葉ゼラニューム  02,2,16(Sat)
友人宅にまるで花が咲いているようにきれいなモミジ葉のゼラニュームがあり驚いた。秋にはモミジのように美しく紅葉するというのも面白い。彼女は花は咲かないと言ってたが、春から秋にかけて普通のゼラニュームと同じような花を付けるらしい。ゼラニュームは匂いが嫌いと言う人もいるが、私はそのいい香りとは言えない匂いが好き。もちろんこのモミジ葉からも同じ匂いがした。