’02・11〜12月

  

 02・12・28 元タカラジェンヌ・八馬加代子さん!
 娘の結婚式の司会を元タカラジェンヌで、現在歌手の方にお願いすると聞いたときは、驚きました。結婚式の司会は経験あるのかしら?彼女が華やかで主役がかすむのでは?といろいろ心配しましたがすべて危惧に終わりました。当日お会いした彼女は気さくに話され、新郎新婦入場に「愛の賛歌」をアカペラで歌って盛り上げてくださいました。途中に歌われた本人作詞作曲の手話付きウェディングソング「パパからの手紙」は娘を嫁がせる父親の心境を歌ったもので、娘も感動していました。
 元宝塚雪組・新三矢子(あらたみやこ)さんは現在八馬加代子さんとして歌手、司会に活躍されていますが、阪神大震災が彼女の生き方を大きく変えたようです。それまでは司会やタレントとして関西のテレビ・ラジオに出演していらしたのを、震災後の神戸や大阪を元気づけたいと歌手になられたようです。先日はレストランで行われたディナーショーに家族で出かけましたが、それは楽しくてアットホームなショーでした。「ベルサイユのバラ」などの宝塚の曲、ジャズのスタンダードナンバー、ミュージカルからキャッツの「メモリー」、南太平洋の「ハッピー・トーク」など幅広いジャンルの歌を聞かせてくれました。「ハッピー・トーク」の時はさすがに元タカラジェンヌを思わせる動きで素敵でした。
 また、来年の7月21日(祝)にこちらにいらっしゃる予定だとお聞きしました。『好きな言葉は「一期一会」です』と話されていましたね。お会いできるのを楽しみにしています。

 02・12・21 サンタさんが早く来たような啓子さんからのプレゼント!
 
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手前は一緒に送
られてきたカード
千葉に住む啓子さんから、この夏に結婚した娘のために、パッチワークキルトでこんな可愛い TeacozyとTeamatが送られてきました。毎日忙しくしている貴女が布を選び、心をこめてステッチをかけて下さったと思うと本当に嬉しく思います。
 自然が大好きで、ご家族や友達とキャンプに出かけるのを楽しみにしていて「棚田や森を歩くのが大好きな私達は目が緑になるほど緑をいっぱい見ました。」と君津市の亀山湖に行った時の感想がメールで来ると「いいな〜」と思って、その情景が目に浮かびます。また『昨日はね、「九十九里をはだしで歩く」に参加して波打ち際を7km歩いて来ました。快晴で素晴らしい日でした。』と書かれていると、私も九十九里浜に思いを馳せています。
 「ところで、友人のBBSで見たフラッシュの絵本です。とても可愛かったので・・・お時間のあるときにどうぞ」といただいたURLはWebで見る事が出来る幻想的な絵本でした。ロマンチストの貴女の推奨のものはどれも皆とてもいい気分転換になります。どうもありがとう。
表紙 
K子さんのキルト
 このFriendshipのページに貴女のことを書いている時にこんなメールが来ました。
 「あのね、ヴォーグ社の本に私のキルトが載りました。作り方も出ていて、自分のキルトではないようです。発売は1月かな、ついでの時に本屋さんで見て下さい。」
ワ〜!!すごい、見ます、見ます、今から楽しみです。

 02・12・14 絵手紙を毎日描き続けた和俊君!
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小2(8才)の個展の案内状
『腕白坊主の絵手紙日記展』
 和俊君、貴方の最近の成長には目を見張ります。幼稚園へ行き始めた頃初めて会った時から数年は周りのどの子よりも細い細い男の子だったのに、今は見上げるような背の高さと立派な体格、中学3年生になっているんですね。子供の成長がこれほど著しくて素晴らしいものだとは自分の子供を育てている時には感じませんでした。
 小学校1年の時見に行った絵手紙展に感動して書きだした絵手紙、毎日毎日、日常生活から題材を見つけて描いていましたね。その子供らしい感性で表現された言葉と大胆に描く絵にいつも感動していました。我が家に突然飛び込んできてトイレに行ったり、絵の題材になるものを持っていったり・・・。男の子のいない我が家ではいつも「今日K君が・・・」と話題の中心でした。
 小2の春休みから3年続けて開いた絵手紙の個展、新聞に取り上げられるほど話題になり、私が見に行った時、年配の女性がとても感動していたことを鮮明に覚えています。
 大きな和紙に描いた2000点に近い絵は貴方とご両親の宝物でしょうね。この素晴らしい掛替えのない宝物が、これから貴方が大人になって行く時に大きな力や活力を与えるだろうと私は思います。でも、3回開催した個展がどれほど素晴らしくて、またご両親の尽力がどれほど大変だったかが理解できるのは、貴方がお父さんになった時かも知れませんね。

 02・12・ 純子さん、いつもマネージャー役をありがとう!
 
純子さん(前列右端)が初めてメールに貼り付けて送ってくれた写真、カナダに帰られたケンさん(中央)は今度ブラジルへ行かれるそうですね。
「ようやくデジカメ画像を送れるようになりました。ちゃんと  (写真をクリック)
届いてますか?
」大丈夫よ、しっかりとメールに貼り付けた状態で届いています。私がデジカメで撮った写真を皆に送るようになってから貴女も送りたいと言っていましたね。写真の修正加工ソフトを貴女のパソコンに入れる手伝いをしたかったのに、パソコンの残り容量が少なかったのか入りませんでしたね、ザンネン!結局、新しいパソコンに買い換えたらスンナリとやりこなしているのには感心しています。
 私たち英会話のグループの中で一番年下なのに、マネージメントを引き受けて面倒を見ていただいています。年長者のお世話をするのはきっと気を使うでしょうが、そこは貴女の明るさと真面目さで信頼度は抜群!みんな貴女の提案や意見に従って行きますからね。これからも私たちのお世話をよろしくお願いします。
『猫は、牛柄の「ウーちゃん」紅一点の「楓」7キロもあるデブちゃんの「ニャン太」です。ちなみに、犬は「バド」です♪ 』ウ〜〜ン?バドは分かったけど(ちょっと甘えん坊かな?)牛柄の「ウーちゃん」は真ん中?一番手前が女の子らしいので「楓」かな?後ろにいるのがデブちゃんの「ニャン太」かしら?3匹もいると、家族でも日頃間違えることもあるのでは?

 02・11・30 おおらかな積極性、久子さん
 
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カナダ人の赤ちゃん・トーマス君を抱いて幸せそな久子さん!
「一番関心のあることは川の浄化なの、だからとぎ汁を流したくないので無洗米を使ってる」と言った貴女の言葉はとても印象的でした。フィールドを活用した環境学習手法の教室・エコカレッジを紹介したらすぐに参加されて「皆、環境に関心のある方ばかりだったので、いろいろ教えていただくことも多くて、よかったです」とメールを頂きました。貴女の積極性にいつも刺激を受けています。
 メールマガジン「托卵するホトトギス科の鳥 」を送って頂いた時は、送られた意味がすぐにはわからず、何だろうと思っていたけど、環境に興味があるから自然のものすべてに愛情を注いでいることが今は分かります。
 薬剤師という責任あるお仕事をされながらも、自分の趣味の世界はきっちりと確保し、私が時々お願いするボランティア活動にも、ご夫婦で参加して下さるのを見るにつけ、どうして貴女にはそんなに時間の余裕があるの?と尋ねたくなります。
 私の娘の結婚式の前には美顔エステを親子共々していただいて、どうもありがとう!付け焼刃ではどうにもなりませんが、素顔の大切さを教えていただいたことはとても参考になりました。でも、美顔術よりも、明るくおおらかに物事に取り組む姿勢を教わったことの方が肌に効果的だと今思っています。

 02・11・23  引っ越された後、より身近に感じられるみつ子さん

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みつ子さん宅の
アイドル理智君
 お互いの子供たちがまだ赤ちゃんの頃から知り合ってはいたけれど、本当に親しくなれたのは貴女が東京へ引越された後、E−メールでやり取り出来るようになってからですね。立田村の蓮田、木曽三川公園の花畑や津島天王川公園の藤の写真を送れば懐かしい、と喜んでもらえて、貴女からは「歌舞伎座に行ってきました」と刺激を送ってもらっています。
 ご長男に最近お子さんが出来て「我が家の孫も3ヶ月半になり、一日一日変化する成長に嫁共々驚いています。」とメールで届いたのが左の写真。青森県の十和田まで生まれたばかりの理智(りとも)君を見に行かれた時は本当に嬉しかったことでしょうね。「どっぷり婆馬鹿ぶりを発揮しています。」と言いながらも、2人のお子さんをしっかり育てられたような眼差しを向けていることでしょう。
 喘息やぎっくり腰などがあっても水中運動(歩行)教室で体調を維持して、可愛い理智(りとも)君を抱っこしてあげてね。もっともっと体力をつけて山好きのご主人とも、又一緒に山歩きが出来るといいですね。貴女の好きな津島の天王川祭り、桑名の石取り祭り、蟹江の須成祭り、長島温泉や桑名の花火大会・・・これからも写真を撮ってメールで送りますね。もう、東京の住人になってしまうそうですが、これからもいつまでもメールで親交を続けて行きましょう。

 02・11・16  チャーミングレディ Sueさん!
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アラスカ・アンカレッジ空港まで、現地在住の英会話の生徒さん(右端)と見送りに。ここでお別れしたのがSueさんとお会いした最後です。
 1993年3月いくつものスーツケースをお供に私たちの前に現れたSue(スー)さんは、本当にチャーミングなレディでした。当時70 才の年齢、その上、ご主人を亡くされたばかりの傷心の時に、言葉の通じない日本へ宣教師を兼ねた英語の先生として来ることを、よく決心されたと思います。軽い糖尿病があったのでコーヒー、紅茶の時いつも“No sugar!”、甘いものを勧めても“No sugar!”と厳しく自制。その口調まではっきり思い出せます。
 2年の滞在中、近辺はもとより、いろんな所へ一緒に出かけました。長良川河川敷での薪能は、風邪が冷たくて貴女が風邪を引くのではないかと心配しながら見ていました。広島へは、早朝に出て夜遅くに戻る強行軍でしたね。広島駅から7時間の定期観光バスに乗り、原爆ドームや宮島まで廻って駅まで戻った時食べた広島焼きの美味しかったこと。ふくらはぎの肉離れを押して出かけた私は、朝は痛くて悪化したらどうしようと思いながら歩いていたのに、楽しくて宮島の鹿と対面する頃にはスタスタ歩いていたのは今でも不思議です。
 2年間の滞在後帰国された次の年、友人とアラスカへ訪ねました。空港へ車で迎えに来てくださり、滞在中、ホテルからの移動を助けていただきました。溌剌と外国人に英会話を教えるボランティアをしてみえる姿は、とても73才とは思えませんでした。
 そのSueさんが10月24日になくなられたとの知らせを頂いたのは先週のこと。いつもこう言って励ましてくださいました。It is never late to beginning that.(何かを始めるのに遅いと言うことは決してない。)享年82才。ご冥福をお祈りします。

 02・11・   大安吉日のダイアンさん!!
 ダイアンさん、貴女と知り合えて私は本当に良かったと思っています。いつもおおらかで、まるで貴女の国のアメリカほど広い心を感じます。7〜8年前、貴女がご主人の仕事で来日して2年半位の滞在の後、アメリカへ帰られました。その後、年に1〜2回は名古屋に来て1ヶ月程滞在していくというパターンですね。滞在中は一緒に食事をしたりどこかへ行ったりしながらの交流。最初の頃は貴女が帰国するともう会えない様な寂しさを感じたけど、今はまたすぐに来てくれると思えるようになったので“Good by , see you again soon!” と軽く別れられます。アメリカ東部のノースキャロライナまでは20時間も掛かるのにね。
 富士山が大好きで、5回も登ったのには驚きます。そうそう相撲も大好きで、誰が優勝しましたか?といつも質問されます。でも「タケノハナ」ではなく「タカノハナ」ですよ。お得意の自己紹介「私の名前はダイアンです。今日は大安です。」は日本人には受けますが、外国の人にはなが〜い解説が必要かな?と。
 昨日、障害者授産施設のお手伝いに誘ったら、快く“OK”と応じていただけて、どうもありがとう。昼食後すぐの時間だったので施設の人たちもいつもなら眠くなるところなのに、ダイアンさんを見てみんな目がパッチリ!すぐに側へ来て「マイ ネーム イズ〜」と自己紹介を始める子や、仕事の手がパッタリ止まってしまう子がいて、みんな大騒ぎになってしまいましたね。貴女は一人一人と握手をして日本流にお辞儀もして・・・「奈良や京都は日本の文化です。そしてこの施設も日本の文化です。」と言ってもらえました。良かった!!貴女に言うのを忘れたけど「ハリウッドの女優さん?」って尋ねる子もいましたよ
 
来日した時は多くの友人とこんな温かい交わりも。










ハイ、みんなでピース!

 02・11・  日本国憲法に「男女平等」を書いたベアテさん!


GHQ時代のベアテさん




 
10/20の講演会
The 20th century did not bring us peace ,let us all work together for peace and happiness in the 21st !!
  (20世紀に平和はもたらされなかった。この21世紀では平和と幸福の為、
   共に努力しましょう!)


 これは現在79歳になられているベアテ・シロタ・ゴードンさんからのメッセージです。
 1946年発布された日本国憲法の草案に携わるという重大任務を果たされた当時は、まだ22歳の若さでした。しかし、年齢では計り知れない知識(16歳で大学入学、6ヶ国語堪能)や経験(タイムス社勤務)を備えたベアテさんは、現行憲法第24条に書かれている「婚姻は、両性の同意のみに基づく」「夫婦が平等の権利を有する」という男女平等の基本理念を盛り込んだ草案を作られました。日本女性の権利を具体的に明記することにこだわりつづけたのだそうです。日本で育ち、日本人を愛し、日本の女性がおかれていた様々な理不尽な状況をよく知っていた人だからこそ「日本には女性が男性と同じ権利をもつ土壌はない。日本女性には適さない」という大きな反対を、情熱と涙で押し切ってくださったのでしょう。
 
 今回「かにえ交際交流友の会10周年記念講演」にお招き出来たことは、まさに幸運としか言えないタイミングでした。講演の終了後に開いた、お茶とサンドイッチの茶話会では、両親のこと、ジョンレノン夫人のオノヨウコさんのこと、原爆投下のことなど質問に対して的確に答えられる姿に感動させられました。
 アメリカ憲法にもない男女平等を盛り込んだ憲法を、日本の女性にプレゼントしてくださったベアテさんから、誰でも包み込んでしまうような笑顔と、しっかり物事を把握して考えてから言葉にすることを学んだ気がします。それはベアテさんからの二つ目の大きなプレゼントでした。

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